【玄米】と白米の栄養価の違いは?有機栽培を選んだ方が良い理由や保存の仕方

玄米は大地の恵みが詰まった栄養価の高い健康食

目次

玄米と白米の栄養価

ご飯100g当たり

玄米ご飯白米ご飯
カロリー165168kcal
食物繊維1.40.3g
たんぱく質2.82.5g
脂質1.00.3g
カリウム9529mg
カルシウム73mg
マグネシウム497mg
リン13034mg
0.60.1mg
亜鉛0.80.6mg
ビタミンÈ0.5mg
ビタミンB10.160.02mg
ビタミンB20.020.01mg
ナイアシン2.90.2mg
葉酸103ug
【日本食品標準成分表2010】より引用

玄米は完全栄養食と言われていますが、その理由は高い栄養価にあります。

上の表からも分かるように、食物繊維は白米の約5倍ビタミンB群、カルシウムやカリウムなどもミネラルも豊富に含まれています。

生命力にあふれ、栄養価も優れた玄米は、よく噛んで食べることで、さらに体に良い影響があります。

よく噛むことで、消化吸収しやすくなる上に、唾液の分泌が盛んになりホルモンや体内酵素分泌が促されます。

そうすることで、体に必要なエネルギーをよりよく摂取することができます。

玄米は有機栽培を選ぼう

なぜ有機栽培が良いのか?

農薬や化学肥料は、玄米のぬかの部分に残留しやすいと言われているので、その影響を避けるため!

有機栽培の物は安全で安心なのはもちろんですが、味も美味しいのでオススメです。

収穫後に機械乾燥ではなく、昔ながらの天日干しされたお米の味は別格です!

保存の仕方

炊く前の玄米は、白米より酸化しにくく長く保存できますが、美味しく食べるには密閉容器やペットボトルなどに入れて、冷蔵庫の野菜室で保存するのがベストな方法です。

それが難しい場合は、20度を超えると虫やカビが発生しやすくなるので、こまめに買い足して冷暗所に保存します。

(冬は2~3ヶ月、夏は3~4週間で消費できる量が目安)

玄米とは?

ここまでは、玄米の魅力をお話してきましたが、ところで玄米とは何かをお話します。

玄米とは、収穫された稲からもみ殻を取り除いただけの物で、水に浸けると発芽する生きたお米です。

玄米の『胚芽』と『ぬか層』に沢山の栄養が含まれています。

玄米が苦手な人は【分づき米】から始めよう!

ナッシ

玄米がちょっと苦手という方は、好みの分づき米から試してみましょう♪

精米の工程で、ぬか部分を残すと『分づき米』(ぶづきまい)になります。

精米度が高いほど数字が大きくなり、低いほど数字が小さくなります。

【一分づきから三分づき】は、茶色からベージュのような色合いで玄米の風味が残っています。

【五分づき】は、玄米と白米の中間のような色合いです。

【七分~九分づき】は、見た目がほとんど白米と変わらずあっさりとしています。

玄米以外の種類を紹介

発芽玄米

玄米を水に浸け、1~2mm程度発芽させた状態の物。

市販品はそれ以上に発芽しないように乾燥させています。

乾燥させているので、玄米の持つ香りや風味が損なわれていますが、

発芽するときの酵素の働きにより、元々の栄養成分が増え、ぬか層も柔らかくなるので白米と同じように炊くこともできます。

胚芽米

玄米からぬか層を取り除き、胚芽のみを残した物です。

栄養は、ビタミンB1とB2・ナイアシン・ビタミンEが玄米のほぼ半量含まれ、玄米と白米のちょうど中間です。

白米と同様に炊くことができます。

もち米・もち米玄米

私たちが良く口にする『うるち米』ともちやおこわに使われる粘りの強い『もち米』があります。

粘りの成分であるアミロペクチンが、『うるち米』には80%・『もち米』100%含まれているため、

『もち米』は粘りが強くなります。

『もち米玄米』は、もち米が精製される前の状態の物で、玄米もちや玄米酢などにも加工されています。

玄米を使ったお菓子

主食として食べるのには抵抗がある方や、どうしても苦手の言う方は手軽にお菓子から取り入れてみましょう♪

ナッシ

いつものお菓子を玄米を使った物に代えるだけで良質な栄養がとれますよ♪

玄米を食べている人の口コミ

最後までお読みいただきありがとうございました。

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