
はじめに:敏感肌と日焼け止めの関係
こんにちは、コスメブロガーのYUKIです。
敏感肌の方にとって、日焼け止め選びは悩みの種ですよね・・・(>_<)
紫外線対策は肌の健康を守るために不可欠ですが、同時に日焼け止めの成分が肌トラブルを引き起こすこともあります。
「日焼け止めを塗ると肌がピリピリする」
「赤みやかゆみが出る」
「ニキビができやすくなる」といった経験はありませんか?
これらの問題は、特定の成分が敏感肌に合わないことが原因かもしれません。
近年、化粧品プロデューサーとして有名な「かずのすけ」さんが敏感肌向けの日焼け止めについて詳しく解説しており、多くの方の参考になっています。
今回は、かずのすけさんが推奨する敏感肌向け日焼け止めを2025年最新情報をもとに厳選してご紹介します。
YouTube登録者数 約60万人という大人気の、「かずのすけさん」が
オススメする、敏感肌の方に向けた日焼け止めを15個ご紹介いたします。
かずのすけさんYouTubeより引用
敏感肌向け日焼け止めを選ぶポイント

敏感肌の方が日焼け止めを選ぶ際に注目すべきポイントをご紹介します。
①酸化亜鉛フリー
酸化亜鉛は物理的に紫外線を防ぐ「紫外線散乱剤」として使われる成分です。
しかし、敏感肌の方の約1〜2割がこの成分に反応するとかずのすけさんは指摘しています。
白浮きの原因にもなるため、酸化亜鉛フリーの製品を選ぶことで肌負担を軽減できる可能性があります。
②紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)
紫外線吸収剤は化学的に紫外線を吸収して熱に変える成分です。
刺激を感じやすい方も多いため、特に敏感肌の方は「ノンケミカル」と表記された製品を検討するとよいでしょう。
③アルコールフリー
エタノールなどのアルコール成分は、さっぱりとした使用感を実現する反面、肌の乾燥や刺激の原因になることがあります。
敏感肌の方はアルコールフリーの製品を選ぶと安心です。
④グリセリンフリー
グリセリンは保湿成分として広く使われていますが、ニキビができやすい方や毛穴が気になる方には合わないことがあります。
最近は「グリセリンフリー」の日焼け止めも増えてきているので、気になる方はチェックしてみましょう。
⑤適切なSPF・PA値
日常使いなら「SPF30・PA+++」程度、アウトドアや長時間の外出なら「SPF50+・PA++++」が目安です。
ただし、高いSPF値ほど肌への負担が大きくなる傾向があるため、使用シーンに合わせて選びましょう。
おすすめ日焼け止め15選



SPF値別に、敏感肌におすすめの日焼け止めをご紹介します。
どの製品も「酸化亜鉛フリー」「紫外線吸収剤フリー(一部例外あり)」を中心に厳選しました。
日常使いにおすすめ:SPF30前後
1. 無印良品 日焼け止めミルク
※リンクはリニューアル後の商品です
- SPF30 PA++
- 内容量/価格: 150ml/990円、30ml/590円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー、グリセリンフリー
- こんな人におすすめ: コスパを重視する方、全身に使いたい方
無印良品の日焼け止めミルクは、低刺激で大容量なのにリーズナブルな価格が魅力です。
日常使いの紫外線対策として十分なSPF30を持ちながら、敏感肌に優しい成分設計になっています。
SPF30なので白浮きも比較的少なく、全身に気軽に使える点も◎。
使用感は少し白さが出るものの、しっかり伸ばせば気にならない程度です。
気になる点としては、成分の乾燥が少し遅い印象があるので、よく馴染ませる必要があります。
2. オルビス サンスクリーンフリーエンス
- SPF30 PA+++
- 内容量/価格: 50ml/1,430円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー、無油分、無着色
- こんな人におすすめ: 保湿力も欲しい方、簡単に落としたい方
かずのすけさんが長年おすすめしている日焼け止めで、SPF30ながらPAは+++とUVA対策も充実しています。
PCナトリウムやポリグルタミン酸ナトリウムなどの保湿成分も含まれ、プチプラながら保湿力の高さも特徴です。
使用感はピリピリ感がほとんどなく、白浮きも気にならず使いやすいです。
クレンジング不要で洗顔料だけで簡単に落とせるため、全身にも安心して使えます。
3. ベルディオ UVマイルドジェル
- SPF30 PA+++
- 内容量/価格: 80g/990円、220g/1,760円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー、ほぼグリセリンフリー
- こんな人におすすめ: 大容量を求める方、コスパを重視する方
コスパ抜群の日焼け止めで、220g入りの大容量タイプがあるのが特徴です。
ツボクサエキスなどの保湿成分も配合されており、スキンケア効果も期待できます。
使用感はサラサラ系のミルクで、無印良品の日焼け止めと同様に若干の白さはありますが、伸ばせば気にならない程度です。
こちらも成分の乾燥に少し時間がかかるため、しっかり馴染ませることをおすすめします。
しっかり紫外線対策:SPF40前後
4. セラボ セラネージュUVクリーム
- SPF30 PA+++
- 内容量/価格: 50g/3,500円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー、ほぼグリセリンフリー
- こんな人におすすめ: 使用感にこだわりたい方、下地としても使いたい方
かずのすけさんのオリジナルブランドの日焼け止めで、敏感肌向けに徹底的にこだわって開発されています。
植物エキスや香料、タール色素などの敏感肌が苦手とする成分を排除し、必要な皮脂成分を安定化させるスクワラン、ホホバオイル、マカデミアナッツオイルなどを配合。
使用感はまるでスキンケアクリームのような滑らかさで、独特の艶感を与えます。
ポンポンと押さえるように馴染ませると、肌への負担も少なく使いやすいです。
マイルドな洗顔料でも落とせるよう設計されているため、クレンジングの負担も軽減できます。
5. ポーラ ホワイティシモ UVブロックミルキーフルイド
- SPF30 PA+++
- 内容量/価格: 50g/3,850円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー
- こんな人におすすめ: 高品質の日焼け止めを求める方、顔用に使いたい方
かずのすけさんが10年近く愛用していたという高品質な日焼け止めです。
セラネージュUVクリームと成分構成が似ていますが、アルニカエキスなどの植物エキスも配合。
落としやすさも抜群で、マイルドな洗顔料でも簡単にオフできます。
使用感は肌に優しくすっと馴染み、スキンケアクリームのようなテクスチャーが特徴。
高級感のある仕上がりで、特に顔用として優れた性能を発揮します。
6. ノブ AC アクティブ デイクリーム UV
- SPF32 PA++++
- 内容量/価格: 30g/2,750円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー、グリセリンフリー
- こんな人におすすめ: ニキビができやすい方、UVA対策を重視する方
SPF32とやや控えめながら、PA++++と高いUVA防止効果を持つ医薬部外品の日焼け止めです。
ニキビケアに特化したブランド「ノブ」の製品で、グリチルリチン酸ステアリルという肌荒れ防止有効成分を配合。
グリセリンフリーで、ノンコメドジェニックテスト済みのため、ニキビができやすい方にもおすすめです。
使用感は若干の黄色味があり、赤みを打ち消す効果も期待できます。
伸ばすと色はほとんど気にならず、ニキビや赤みをカバーしながらUV対策ができる優れものです。
7. バルクオム ザ サンスクリーン
- SPF40 PA+++
- 内容量/価格: 40g/2,200円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー、ノンシリコン
- こんな人におすすめ: メンズ、環境に配慮した製品を求める方
メンズスキンケアブランドのロングセラー商品ですが、敏感肌に優しい成分設計になっています。
酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリーでありながら、SPF40の高い紫外線防止効果を実現。
さらに環境に配慮したノンシリコン処方で、石油系界面活性剤やパラベン、合成着色料、鉱物油も不使用です。
使用感はクリームタイプで、石鹸でも落とせる設計になっています。
SPF40ながら、しっかり伸ばせば白浮きもほとんど気になりません。
8. ラピスラズリ LLサンスクリーン
- SPF40 PA+++
- 内容量/価格: 25g/3,196円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー、ほぼグリセリンフリー
- こんな人におすすめ: スキンケア効果も欲しい方、自然由来の香りが好みの方
単なる日焼け止めではなく、スキンケア効果も高い製品です。
セラミドNP、セラミドNG、セラミドAPなどの人型セラミド、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体などのスキンケア成分をたっぷり配合。
シリコンフリーで、香りには天然柚子の精油を使用しています。
使用感は艶感があり、下地効果も高いため、ファンデーションを重ねずに使うこともできます。
石鹸で落としやすい設計になっているため、クレンジングの負担も軽減できます。
最強UV防止:SPF50+
※かずのすけさんは紹介していますが、2025年5月現在、メーカーさんでは販売しておりません。
9. 無印良品 薬用ブライトニング UVクリーム
- SPF41 PA+++
- 内容量/価格: 200ml/2,290円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー
- こんな人におすすめ: 美白ケアもしたい方、コスパを重視する方
美白有効成分「ビタミンC2-グルコシド」を配合した医薬部外品の日焼け止めです。
SPF41と高い紫外線防止効果を持ちながら、200ml入りで2,290円というコスパの良さも魅力。
全身に使えるサイズ感で、UVケアと美白ケアを同時に行えます。
使用感はやや白っぽさが出るものの、SPF41としては許容範囲内です。レモンに似た香りがあるため、無香料を好む方には向かないかもしれません。
10. ミノン アミノモイスト ブライトアップベースUV
- SPF47 PA+++
- 内容量/価格: 25g/1,373円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー
- こんな人におすすめ: 下地としても使いたい方、肌の赤みが気になる方
プチプラながらSPF47という高い紫外線防止効果を持つ日焼け止めベースです。
かずのすけさんがかつて「プチプラ市場最高の日焼け止め」と評価したアイテムで、肌色の着色がある点が特徴。
酸化鉄などの肌色の粉体を配合することで、白浮きを抑えています。
使用感は独特の艶感があり、下地効果も高いため、メイクのベースとしても優れています。
ただし、落としやすさでは劣り、クレンジングが必須になります。
11. ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリーム
- SPF50 PA+++
- 内容量/価格: 50g/1,317円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー、アルコールフリー、グリセリンフリー
- こんな人におすすめ: 最高レベルのUV対策を求める方、ノンケミカルにこだわる方
2024年に発売されて話題となった革新的な日焼け止めです。
酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリーでありながら、SPF50という高い紫外線防止効果を実現。
さらにアルコールフリー、グリセリンフリーなど、徹底したフリー処方で敏感肌にも優しい設計になっています。
使用感はSPF50とは思えないほど白浮きが少なく、石鹸でも落とせる手軽さも魅力です。
ただし、特殊な香りがあり、これを苦手に感じる方もいます。
マツキヨ系列限定発売で在庫が少ないため、入手が難しい可能性があります。
12. ベルディオ UVモイスチャージェル
- SPF50+ PA++++
- 内容量/価格: 80g/990円、220g/1,760円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、ほぼグリセリンフリー(紫外線吸収剤は含む)
- こんな人におすすめ: 最高レベルのUV対策を求める方、コスパを重視する方
前述のUVマイルドジェル(SPF30)の上位版で、SPF50+・PA++++という最高レベルの紫外線防止効果を持っています。
酸化亜鉛フリーですが、紫外線吸収剤(メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど)を含むハイブリッド処方となっています。
使用感は白浮きがほとんどなく、SPF50+としては非常に使いやすいです。
体用として、特に長時間の屋外活動時におすすめです。
ただし、紫外線吸収剤が含まれるため、特に敏感な方は顔への使用に注意が必要です。
13. スキンアクア ネクスタシールド セラムUV エッセンス
- SPF50+ PA++++
- 内容量/価格: 70g/1,412円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー(紫外線吸収剤は含む)
- こんな人におすすめ: 白浮きが嫌な方、海外のビーチでも使いたい方
紫外線吸収剤を配合しつつも、ベース成分への配合量を抑えた設計になっています。
さらに、海外のビーチで禁止されているような環境負荷の高い成分を排除しているのも特徴です。
SPF50+・PA++++という最高レベルの紫外線防止効果を持ちながら、白浮きがほとんどない点も魅力です。
アルコールが含まれるため、特に敏感な方は注意が必要ですが、一般的な紫外線吸収剤系の日焼け止めと比べると刺激は抑えられています。
14. アクセーヌ スーパーサンシールド ブライトフィット
- SPF50+ PA++++
- 内容量/価格: 40g/3,300円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー
- こんな人におすすめ: 最高レベルのUV対策と敏感肌対応を両立したい方
酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリーでありながら、SPF50+・PA++++という最高レベルの紫外線防止効果を実現した希少な製品です。
酸化鉄などの肌色の粉体を配合することで、白浮きを抑えています。
使用感は肌に伸ばしにくい場合があり、塗りムラができやすいという難点もありますが、丁寧に塗れば美しい艶感が出ます。
耐水性があり、落としにくいため、海やプールなど水辺のレジャーにも適しています。
15. セラネージュ ハイエンドカバーUVベース
- SPF50+ PA++++
- 内容量/価格: 30g/4,200円
- 特徴: 酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリー
- こんな人におすすめ: 崩れにくいメイク下地を求める方、毛穴をカバーしたい方
かずのすけさんのオリジナルブランド「セラネージュ」の下地兼用日焼け止めです。
酸化亜鉛フリー、紫外線吸収剤フリーでありながら、SPF50+・PA++++を実現。
さらに、一般的な崩れにくい下地に含まれる酸化亜鉛やフッ素樹脂などを使わずに、肌に優しい処方で崩れにくさを追求しています。
肌色の着色があり、これだけでナチュラルなメイク効果も得られます。
毛穴をカバーする効果も高く、崩れた時にも汚くならないよう設計されています。



気になる!使ってみたい!
16. ディセンシア フローレス UVプロテクター
- SPF50+ PA++++
- 内容量/価格: 40g/5,500円
- 特徴: 酸化チタンフリー、酸化亜鉛フリー(紫外線吸収剤を少量含む)
- こんな人におすすめ: 粉体系日焼け止めが合わない方、白浮きが嫌な方
従来の常識を覆す画期的な製品です。
紫外線散乱剤(酸化チタン、酸化亜鉛)を一切使わず、極少量の紫外線吸収剤だけでSPF50+・PA++++を実現。
紫外線吸収剤を主成分に配置せず、特殊な処方で最小限の紫外線吸収剤で最大限の効果を引き出しています。
黒い服に付いても白くならず、紫外線吸収剤特有の負担感もほとんど感じないという優れた使用感が特徴です。
敏感肌でも紫外線散乱剤系が合わない方に新たな選択肢を提示する革新的な製品です。
よくある質問
Q: 敏感肌でも使える日焼け止めの見分け方は?
A: 成分表で「酸化亜鉛フリー」「紫外線吸収剤不使用」「アルコールフリー」などの表示を確認しましょう。
また、「敏感肌用」「低刺激」と明記されていても、実際の成分をチェックすることが大切です。
Q: 日焼け止めは毎日塗り直す必要がある?
A: 基本的には2〜3時間おきに塗り直すことが推奨されています。
特に汗をかいたり、タオルで拭いたりした後は効果が低下するため、塗り直しが必要です。
ただし、メイクの上からの塗り直しが難しい場合は、UVスプレーやパウダーファンデーションの重ね塗りで対応するという方法もあります。
Q: 敏感肌向け日焼け止めは子供にも使える?
A: 基本的には使用可能ですが、子供用として開発されたものではないため、特に低年齢のお子さんには専用の日焼け止めを選ぶことをおすすめします。
また、初めて使用する際は、腕の内側など目立たない部分でパッチテストを行うとよいでしょう。
まとめ
敏感肌の方にとって、日焼け止め選びは本当に難しいものです。
しかし、近年は「酸化亜鉛フリー」「紫外線吸収剤フリー」などの低刺激処方の製品が増えてきており、選択肢も広がっています。
今回ご紹介した15選は、どれも敏感肌に配慮した成分設計になっていますが、肌質や好みによって合う合わないがあります。
自分の肌状態や使用シーン、予算に合わせて選んでみてください。
最後に、どんなに低刺激な日焼け止めでも、初めて使用する際は必ずパッチテストを行い、肌に合うかどうかを確認することをおすすめします。
肌荒れやかゆみなどの異常が現れた場合は、使用を中止し、必要に応じて皮膚科を受診しましょう。
紫外線対策は日々の積み重ねが大切です。自分に合った日焼け止めを見つけて、健やかな肌を守りましょう!
※この記事は2025年5月時点の情報をもとに作成しています。
製品のリニューアルや販売状況によって内容が変わる場合がありますので、最新情報は各メーカーの公式サイトでご確認ください。



かずのすけさん、分かりやすい解説をありがとうございました。