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ルーチェクリニックの美人皮膚科医・山口華央(やまぐちはなお)先生がおすすめするリップクリームを3つご紹介いたします。
『医薬品』『医薬部外品』『化粧品』にそれぞれ分類される中から1種類ずつをセレクトしてくださっています。
それぞれの分類の特徴もお話しされているので、とても勉強になりました。
それでは早速見ていきましょう♪
こちらのYouTube動画で紹介されたものになります。
動画を見るのが面倒な方や、内容を忘れた方などアーカイブとしてお役に立てる記事です。
※山口華央先生の説明をそのまま書いておりますが、話し言葉を文章にした時に伝わりやすいように、言い回しは少し変えているところがあります。

【ロート製薬】メンソレータムメルティークリームリップ

このリップクリームは、『化粧品』に分類されます。
【特徴】
保湿成分が主な物
香り付きや、色付きなどリップメイクの下地で使える物など種類が豊富
【山口華央先生の説明】
ワセリン・スクワランが主成分で、これは炭化水素油という油性成分。
特徴は、すごく安定性が高いことと、皮膚からの水分蒸発を防ぐ作用が高い。
他には、『ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸・ステアリン酸・ロジン酸)ジペンタエリスリチル』という油性成分や、シア脂・マカダミアナッツ脂肪酸フィトステリルなどが含まれており、これらは、エモリエント作用と言って、唇を柔らかくしてくれるような効果のある油性成分で、すごく質の高いもの。
セラミド(保湿効果の高い)も含まれている。
セラミドケアはリップクリームにも重要!
なぜかというと、唇は体の他の部分の皮膚と比べて角層がもともと薄いので、セラミドも少量しか含まれていない。
汗腺・皮脂腺が無いので、皮脂膜が形成されないので、水分が逃げやすくなって乾燥しやすいため、セラミドが入っているのはポイント。
UV効果あり
使用感は、塗った感じはベトッとするが、その分保湿力がすごく高い
【キュレル】リップケアクリーム



このリップクリームは『医薬部外品』に分類されます。
【特徴】
唇が荒れやすい人が荒れを予防する時に使う物。
【山口華央先生の説明】
唇が荒れやすい人が使うのに有効なリップクリーム。
無香料・無着色・アルコールフリー。
医薬部外品なので、有効成分に『グリチルレチン酸ステアリル』が含まれており、
抗炎症効果があるので、唇の荒れを予防してくれる。
他にも『ラウロイル‐L‐グルタミン酸ジ』『ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルセキサデカナミド』が含まれており、この二つは合成セラミドや疑似セラミドと呼ばれるもの。セラミドが入っているのは良いところ。
使用感は、塗った感じはツヤ感はなく、あっさりとしたつけ心地だが、潤いが持続する時間は長い。
ツヤ感が無いので、男性にもおすすめできるリップクリーム。
モアリップ





このリップクリームは『医薬品』に分類されます。
【特徴】
唇の荒れや、炎症を改善させるような有効成分が含まれている。
【注意事項】
医薬品をずっと使い続けていると副作用を生じる恐れがあるので、毎日使う物ではなく、症状が強い時にだけ使う物。
【山口華央先生の説明】
医薬品のリップクリームなので、唇の荒れや炎症を改善させる効果は高いが、医薬品を毎日使い続けていると、副作用が出てくることがある。
どんな時に使うかというと、唇がただれている時、唇にひび割れがある時、口角炎・口唇炎の症状がある時に限って使うべき製品。
有効成分
『アラントイン』・・・唇の炎症を抑える作用や、唇の修復を促す作用がある。
『グリチルレチン酸』・・・唇の炎症を抑える作用がある。
『トコフェロール酢酸エステル』・・・ビタミンEなので、唇の皮膚の新陳代謝を促す作用がある。
『ピリドキシン塩酸塩』・・・ビタミンB6
『パンテノール』・・・プロビタミンB5 この2つのビタミンBは、皮膚や粘膜を健康な状態に維持する作用がある。
これらの有効成分が唇の傷や荒れた状態をとても早く良くしてくれる。
医薬品の持っている抗炎症作用で、無理やり荒れた状態の唇を治していると、この商品を使わないとすごく荒れやすくなるような副作用が起きるもの。
なので、これを使うときは唇が荒れている時に限って1週間を目安に使ってみると良い。
まとめ
山口華央先生の分類別の説明はとても分かりやすくて参考になりました。
リップクリーム1つとっても、奥が深いですね!
キュレルのリップは、前から気になっていたので、山口先生のお話を聞いたら、安心して購入することができます。
素晴らしい動画を公開してくださってありがとうございます♡
これからも応援しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。

